「愛がなんだ」の感想

女の子って、いつも心がぐらぐら揺れていて、そのすべてを言葉に出来ればいいのに、到底出来る量ではなくてそれがおかしな態度、言葉、表情になったり涙を流したりすると思っています。

主人公のテルコがそれをすごく上手く表現していたような気がします。

私はその部分に共感しすぎて、テルコとは思想も性格も違うのになぜ共感していました。

 

これはリアリティのある恋物語で、人生物語で、結局人は未完成で自分のエゴを振りかざして寄り添ったり道端に捨てたりするけど、

真っすぐとか最低とかきれいとかそんな道徳をわざわざ持ち出すのは野暮だなあと思う映画でした。

 

エモりたい人は是非一人で観に行ってください!

 

原作の本を読むと、テルコのバックグラウンドが分かるようです。

 

愛がなんだ (角川文庫)

愛がなんだ (角川文庫)

 

愛がなんだ公式ホームページ

http://aigananda.com/sp/